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【導入事例】「手書きの待ち時間」が、直売所の最大の壁だった。現場の声をタブレット1枚に凝縮した、独自の発送受付システム。|福岡県
福岡県内筑豊圏内のぶどう園。旬の時期には多くのファンが直売所へ詰めかけますが、そこで発生する「発送依頼の列」が長年の課題でした。

1. 現場の課題:手書き伝票が生む「時間のロス」と「読み間違い」
こちらの農園では、発送の受付をすべてアナログな手書きで行っていました。しかし、繁忙期にはそのフローが致命的なボトルネックとなっていました。
- お客様の待ち時間:慣れない手書きで住所を記入いただくため、一人あたりの受付時間が長くなり、直売所内に長い列ができてしまう。
- 「読めない文字」の恐怖:お客様の筆跡が判別できず、確認のためにさらに時間がかかる。あるいは、誤配送のリスクを常に抱えている。
- 深夜まで続く「手打ち入力」:日中の受付分を、閉園後にまとめてパソコンへ手入力する重労働。スタッフの疲労は限界に達していました。
「もっとスムーズにお客様を案内したい」。その想いを形にするため、既製品を導入するのではなく、現場の動きに合わせた「独自の仕組み」を作る決断をされました。
2. 解決策:プレミアムプランによる「対面特化型UI」の構築
アクセプティアのプレミアムプランを活用し、園独自の対面販売用インターフェースをゼロから構築しました。
- タブレット・スマホで完結:スタッフがタブレットを手に、お客様と会話しながらその場で発送依頼を入力。
- 現場主義の設計:農園の運用に合わせ、最も入力しやすい専用画面をカスタマイズ。
- 管理画面へリアルタイム反映:入力したデータは即座に管理画面へ保存されるため、一日の終わりの「まとめて手打ち」が不要になりました。
単なる予約システムではなく、現場の独自の業務フローをそのままデジタル化できるのは、作り手であるエンジニアが直接ヒアリングを行うアクセプティアならではの強みです。
3. 今季稼働中:渋滞が消え、いち早く「いちばん美味しい状態」を届けるために
今シーズンから実際にこのシステムが稼働しています。まだ稼働して間もないですが、現場からは明らかな変化が報告されています。
- 受付時間の短縮:手書きのステップを排除したことで、一人あたりの対応時間が劇的に短縮。
- ミスのない安心感:その場で確認しながらデジタル入力するため、情報の正確性が向上しました。
- 「おもてなし」への集中:事務作業に追われる時間が減り、お客様一人ひとりに対して、その年最高のぶどうの魅力を伝える余裕が生まれました。
「現場が整う、LINE予約の正解」。それは直売所の対面という、最も熱量の高い場所でも証明されようとしています。